sakurasakudo’s blog

桜咲く堂という、中学高校受験向けのサイトです。もう少し、広義にキャリアについての私の考えを記しているブログです。

中学受験vs高校受験 どっちが失うものが大きい?

 
おおたとしまささん who i respect のエッセイです。
いつも示唆に富んだオピニオン、素晴らしいです。
 
(1936 思考の発達段階、古くない。
1943 マズローの欲求5段階も同様。
多くの方が、画一的に
あるいは盲目的に唱えるのに
若干、違和感があります。)
 
脇道にそれました。
中学受験、高校受験した人間として
中学受験失敗の苦い経験は
忘れられないですね。
いまでも第一志望の合格発表の
帰り道の山の手線の風景が
なぜか昨日のことのように思い出されます。
ただ、それ以外は全く忘却のかなたに。
慶応普通部とか中等部の試験を本当に
自分が受けたのか、ということすら思い出せない。
では高校受験はどうかと言うと
実はこれも思い出せない。
思い出すのは慶応高校受験したその日
めちゃくちゃ、手ごたえがあったので
「私が合格しないはずがない」という
はればれとして思いだけ。
あとはきれいさっぱり忘却の彼方。
 
中学受験、高校受験が
私の人生にどんな影響を与えたのか?
あんまり与えてないですよね。
合格も不合格という結果も
そのプロセスについても。
 
つまり、行った中学、
ご縁があって行った高校で
何をやるのか、頑張るのかどうかで
その後の全てが決まっていった、というのが
今の振り返りです。
 
近視眼的にならず
なるなら超近視眼的になってもらいたい。
プロセスの今、今を楽しく充実させたものに
させたら、おおたさんの言うように
受験生もその家族も、受験を終えたら
必笑になるのは必至だと思います。
もしかしたら、祭りの後の寂しさが
やってくるかもしれませんが。
そのぐらいの楽しさを持って
受験プロセスをエンジョイしてほしい。
それができないなら、
受験なんてしない方がいい。
 
文責:桜咲く堂